取材/コトリギ
雨の日や暑い日でも赤ちゃんを連れて遊びに行ける。
自分から話しかけるのが苦手でも、初めてでも施設スタッフがそっとサポートしてくれる…。
代田児童館は、赤ちゃんから高校生まで、子どもの成長にあわせて保護者に伴走してくれる児童館です。
※本記事はことこと笹塚編集部が現地で体験した内容をもとにまとめています。プログラムや利用可能時間は変更となることがあります。施設詳細や最新情報は、世田谷区の公式サイトをご確認ください。基本情報
| 所在地 | 東京都世田谷区代田6-34-13 代田区民センター 5F・6F |
| 笹塚からのアクセス | 笹塚駅から井の頭線 新代田駅下車 徒歩1分 |
| 開館時間 | 火曜日~日曜日 午前9:30~午後6:00 ※中高生タイム実施日は午後7:00まで |
| 休館日 | 月曜日、第2・4日曜日、祝日、年末年始 |
| 利用料金 | 無料 |
| 対象年齢 | 0歳~18歳未満(就学前の乳幼児は保護者同伴) |
| 駐輪場 | 施設地下に無料駐輪場 有り |
| ベビーカーでのアクセス | 可 |
| トイレ | あり |
| おむつ替え設備 | あり |
代田児童館 おすすめポイント
妊娠期から中高生まで、関係が途切れない居場所


代田児童館は、妊娠期・乳幼児期・小学生・中高生と、子どもの成長やライフステージが変わっても、いつでも利用できる児童館です。
午後は小学生が増えますが、専用の乳幼児室があるため、小さなお子さんも安心して過ごせます。


児童館のスタッフが大切にしているのは、「縦と横のつながり」。
横のつながりは、同じ年齢や境遇の親子同士の交流。縦のつながりは、マタニティから0・1歳の乳児期、外遊びできるようになる幼児期、一人で参加できる小学生、そして中高生へと続く長い関係性のこと。
たとえば親が忙しくなったり、子どもが習い事を始めたりで、しばらく来ない期間があっても大丈夫。
「頭の片隅に児童館があって、ときどき思い出してもらえれば。来れる日、来れる時間に、ちょこっと寄ってくれるだけでもうれしいです」という職員さんの言葉通り、どんなときもあたたかく迎え入れてくれます。
スポット利用も大歓迎で、毎週来なければいけないというプレッシャーはまったくありません。
初めての育児で不安な時期も、子どもが少し大きくなって親の出番が減ってきた頃も、親子にとって”なじみのある場所がある”という安心感を与えてくれます。


駅チカ・図書館併設でアクセス良好


新代田駅から徒歩1分という抜群の立地。世田谷区在住でなくても利用できるのも嬉しいポイントです。
平日は近隣の方が中心ですが、土日は交通機関を使って区外から訪れる親子も少なくありません。
下北沢からも徒歩圏内なので、買い物のついでに立ち寄る方も。雨の日、暑い日、寒い日でも、駅から近いので気軽に来館できます。
駐輪場も完備されており、自転車での来館も可能。
ベビーカー置き場や、きれいなトイレもあり、小さな子ども連れでもストレスなく利用できます。


また、同じ建物内にある図書館には、よみきかせができるゆったりとしたスペースもあります。


0〜2歳の発達に合わせたプログラムが充実
代田児童館では、0〜2歳頃までのお子さんと保護者が気軽につながれる「おでかけひろば活動」を行っています。
保育園・幼稚園入園前にほかの子と遊ばせたい方や、ママ友・パパ友づくりの場としても利用されています。
プログラム参加時には事前登録や予約は不要です。当日直接お越しください。
※プログラムの内容や実施時間の詳細は世田谷区の公式サイトでご確認ください。


01あいらんど(ぜろいちあいらんど)
妊娠中のプレママと、歩き初めごろまでの乳幼児家庭を対象としたプログラム。
毎月のお誕生会&身体測定では、専用のカードに手形や足型をとったり、お誕生日の歌でお祝いをしたりと、お子さんと楽しく過ごせます。
妊娠中や産後すぐから児童館とつながりを作り、同じ状況のご家庭と知り合いになることで、産後の孤立を防ぎ、スムーズに子育てコミュニティに参加できます。
ぽかぽかひろば
歩き始めから入園前の幼児がいる家庭が対象。リトミック、読み聞かせ、手遊び歌のほか、五感を使った遊びなどを楽しめます。
取材した日は、子ども主体のアート教育「レッジョ・エミリア」を学ばれたTomomi先生による感覚遊びが行われていました。
「絵の具やゼリーを最初はさわれない子もいますが、まわりの子を見たり、何度か来るうちに、少しずつさわれるようになります」とTomomi先生。


小さい子たちも、食紅と寒天を混ぜたゼリー状のものをさわって、触感を思う存分楽しんでいます。


もう一方では広い体育館に敷かれた模造紙の上を、安全な絵の具を手足につけて動き回る子どもたち。どの子もとっても楽しそうです。
最後は素敵なアートが出来上がりました。


おうちのなかではなかなかできない体験に、笑顔で夢中になる子どもたちを見て、保護者のかたがたもうれしそう。
それぞれの子どものペースを、職員さんとともに笑顔で見守っていました。
そのほかにも、親の中から自発的に生まれた子育てサークルがあり、子育ての悩みや保育園などの子育て情報を共有することができます。
この他にも、世田谷区ではおでかけひろば ぼっこやamigoといった、地域の子育て支援施設とも協力。マタニティ向けのプログラムに講師として参加してもらうなど、子育て家庭を支える体制を整えています。
小学生以上になっても安心できる場所
館内には、遊戯室、図書室・工作室、音楽室など豊富な設備があり、「家でも学校でもない、第三の居場所」として、たくさんの小学生から高校生までの子どもたちに利用されています。
家から近くて子ども一人で通えて安全なうえに、小さいころから慣れ親しんだ場所であれば、親としても安心です。






広い遊戯室でボール遊びをしたり、卓球やボードゲームをしたり、疲れたらマンガを読んだりと、子どもたちは思い思いに過ごしています。
中高生支援館としても機能しているため、中高生タイムの日は午後7時まで利用が可能。※実施日は世田谷区の公式サイトをご確認ください
「思春期の子どもたちにとっても『帰れる場所』でありたい」と職員さんが言う通り、みんなで料理をしたり、バンドのイベントを企画したりと、いい関係性を保っています。
「大人が『これをやりなさい』ではなく、子どもが『これがやりたい』と言えること。そのサポートをするのが、私たちの役割だと思っています」という職員さんの言葉が印象に残りました。
代田児童館の職員さんから初めて来る方へのメッセージ
代田児童館の職員さんに、児童館へ初めて来る方へメッセージをいただきました。
初めての人も居心地がよい距離感を意識しています
「初めて来られた方には、こちらから声をかけるようにしています。でも、グイグイ行くのではなく、様子を見ながら。人によって『話したい』温度が違うので、その人に合わせた距離感を大切にしています」
自分から話しかけるのが苦手な人、初めての場所で緊張している人、そっとしておいてほしい人——。
代田児童館では、さまざまな親子がいることを理解し、見守りながら必要な時にはサッと手を差し伸べるスタンスを心がけているそうです。
「最初は緊張していたお母さんが、2回目、3回目と来るうちに表情が柔らかくなって、他の親子と自然に話すようになる。そういう変化を見られるのが嬉しいですね」
乳幼児の親子へのメッセージとして、職員さんはこう語ります。
「まずは見学だけでも大丈夫。無理に輪に入らなくても、ただ遊びに来るだけでもいい。あなたのペースで、ここを使ってください」
これからの代田児童館について
「もっと多くの人に、代田児童館の存在を知ってほしいですね。特に、初めての子育てで不安を抱えている人、孤立しがちな人に届けたい。
いつでも、誰でも、どんな状態でも、ここに来れば誰かがいる。そんな安心感を提供し続けたいです」
編集部まとめ
代田児童館を訪れて感じたのは、「入りやすい雰囲気」と「あたたかさ」です。
記名制ではあるものの、スポット利用も大歓迎で、ふらっと立ち寄れる気軽さ。一方で、妊娠期から中高生まで、長く関係が続く場所でもある。その両立が、この児童館の魅力だと思います。
初めての育児で不安なとき、誰かと話したいとき、ただ子どもを遊ばせたいとき。理由はなんでもいい。ここには、いつでも迎えてくれる職員さんと、温かいコミュニティがあります。
12:00~18:00のランチタイムには、お弁当をもって遊びに来るご家庭もあるとか。
子育て中の方も、これから親になる方も、ぜひ一度、代田児童館に足を運んでみてください。
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