笹塚こども図書館の隣にある「中幡・笹塚子育て支援センター」。
渋谷区社会福祉協議会が運営し、職員は全員保育士という、頼もしい体制です。
未就学児のみの利用なので、月齢の近いご家庭と知り合えるのも特徴。
産後の緊急サポートや専門家による相談室もあり、幅広く子育てに寄り添ってくれる、心強い味方です。
※本記事はことこと笹塚編集部が2026年2月に現地で体験した内容をもとにまとめています。プログラムや利用可能時間は変更となることがあります。施設詳細や最新情報は、渋谷区の公式サイトをご確認ください。基本情報
| 所在地 | 渋谷区笹塚3-3-1(笹塚こども図書館の隣) |
| 笹塚からのアクセス | 京王線「笹塚駅」より徒歩12分 笹塚駅からハチ公バス(春の小川ルート)「笹塚中学」徒歩3分 京王バス[渋63]系統「笹塚中学」徒歩2分 京王バス[宿41・宿45]系統「笹塚中学」徒歩3分 |
| 開館時間 | 月・火・木・金・土曜日 9:30~16:30 水曜日 9:30~12:00 |
| 休館日 | 日曜日、祝・休日、年末年始(12月29日~1月3日) |
| 利用料金 | 無料 |
| 利用方法 | 予約不要(自由来館) |
| 対象年齢 | 渋谷区内在住の0歳〜就学前のお子さんと保護者 ※授乳・オムツ替えは区外のかたもOK |
| 駐輪場 | あり |
| ベビーカー置き場 | あり |
| 子ども用トイレ | あり |
| おむつ替え設備 | あり |
中幡・笹塚子育て支援センター おすすめポイント
こども図書館との連携で絵本体験が充実


中幡・笹塚子育て支援センターの最大の特徴は、隣にある「笹塚こども図書館」と連携していること。
月2回、図書館の職員が支援センターを訪れ、読み聞かせや絵本の紹介を行います。
また支援センターの保育士が図書館へ出向き、わらべ歌やペープサートを取り入れたプログラムを月1回実施しているそうです。
きょうだいがいる場合、小学生の上の子は図書館で過ごし、未就学の下の子は保護者と支援センターで遊んで、正面玄関で待ち合わせ——そんな使い方をしているご家族もいるとか。
小さいころから図書館になじむことで、小学生になっても自然に図書館を利用できそうですね。


ブロックやトミカで存分に遊べる広場


広々とした遊び場には、木製のおもちゃや、ままごとコーナーのほか、ブロック遊びができる大きなテーブルや、トミカを走らせて遊べるジオラマのテーブルなど、遊具が充実。
子どもたちはそれぞれのコーナーで、大好きなおもちゃに夢中になって遊んでいました。


赤ちゃんエリアとよちよち歩きのお子さんのエリアは分かれているので、月齢の小さな赤ちゃん連れでも安心。
赤ちゃんエリアには、カーテンで仕切った授乳スペースや、おむつ替えスペースもあります。
ランチルームもあるので、朝から遊んで、持参したお昼ご飯を食べてから帰るご家庭も。
保育園に入る前に生活リズムを整えたい、というご家庭に、重宝されています。


室内遊びに飽きたらお庭の遊具や砂場で気分転換もできます。


職員は全員保育士。専門家に相談できる安心感
支援センターで働くスタッフは環境整備担当者を除き、全員が保育士資格を持っています。
「子どもの発語が遅いかも?」「育て方まちがってない?」など、漠然とした不安も、保育士に気軽に相談できるのがうれしいところ。
また、定期的に看護師・助産師・歯科衛生士・言語聴覚士・心理士などの専門家が巡回相談に訪れるので、より専門的なサポートにつなげてもらえる安心感もあります。
「答えを押しつけるのではなく、保護者自身が気づいたり、選択したりできるように、手伝うのが私たちのスタンス」と職員。
例えば幼稚園選びの相談には、実際に通っている方との出会いをセッティングして、リアルな情報を得られるよう橋渡しをしてくれます。
「短期緊急保育」で、孤独な子育てを支援
渋谷区の受託事業として、緊急性のある方への「短期緊急保育」を無料で提供しています。
通院・上の子の予防接種・産後のメンタル不調・体調不良など、切実な事情に迅速に対応。
「なんだかイライラして、子どもにやさしく対応できない」という状態でも、SOS を出せる場所です。
事前に電話や対面で状況を確認し、その方に必要な時間だけ無料で預かる柔軟な体制。
場合によっては、遊び場に来て様子がおかしいと感じた保護者に、「よかったらお子さんを預かるから、休んで」と声をかけることもあるといいます。
乳幼児親子向けの充実したプログラム
歌や踊りのプログラムで、わが子のかわいさを再発見
子育て支援センターでは、毎日のように、季節の歌をうたったり、体操をしたり、絵本を読んだりするプログラムが設けられています。
さすがは保育士さんだけあって、子どもたちのリードがとっても上手!
季節に関連した製作遊びもあり、まるで園に通っているような充実度です。


0歳児の成長に合わせた きめ細やかなプログラム
個人の発達の差が大きい0歳の時期。
身体測定、嘱託医相談、助産師相談、ふれあい遊び、絵本の読み聞かせ、月齢に合ったおもちゃの紹介、交流タイム など、1時間のプログラムの中で月齢に合った内容をお届けします。
おおむね6カ月までの赤ちゃんが対象の「あかちゃんのおへや」、おおむね6カ月以上で歩行が始まる前のお子さんが対象の「ちいくまのおへや」があります。
どちらに参加するか迷った場合は、お気軽に職員にご相談を。
PaPaもおいday
平日に子どもと支援センターに来られないパパなどが利用しやすいように、月1回設けられているイベント。パパが活躍できるふれあい遊びなどが楽しめます。
ささぴーの歌とおはなし会
おはなし会のほか、笹塚こども図書館の見学ができます。
※その他イベントプログラムの内容や実施時間の詳細は渋谷区社会福祉協議会子育て支援センターのSNSでご確認ください。
初めて来る方へのメッセージ
中幡・笹塚子育て支援センタースタッフのかたから、こんなメッセージをいただきました。
子育ての楽しさを味わえるようにサポート
「このあたりは、三世代同居や、きょうだいがいるご家庭が多くて、昔ながらの、のんびりした時間が流れているイメージです。
その半面、『赤ちゃんとの関わり方がわからない』と悩まれる保護者もいらっしゃいます。
だから、他の親子の子育てを見て、『ああやって遊べばいいんだ』と気づいてもらえるといいなと。
毎日来てもらえる安心安全な場を作ることが、私たちの役割だと思っています」
ワンオペで限界になる前に、声をあげて
「子どもと二人きりで家にこもっている保護者さんはまだまだ多いです。
ここに来れば、職員やほかの親子がいるので、子育てが孤独にならずに済みます。
わが子が歌ったり踊ったりする姿を見て、『うちの子、かわいい!』と感じることで、つらい子育ても少しは乗り切れるかもしれません。
ひとりで来づらい場合は、保健師さんに相談すれば付き添ってもらうこともできるので、ちょっとでもしんどいと思ったら、すぐに連絡がほしいです」
編集部まとめ
取材をした平日の午前は、ママ・パパだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんに連れられて来ているお子さんもいました。
土曜日は家族連れで来館する方が多く、150組以上になることもあるそうです。
未就学児対象なので、同じ悩みを持つ保護者と知り合いやすいのもうれしいところ。
短期緊急保育も利用できるので、子育てが行き詰まったり、孤独を感じたりしている保護者に、ぜひ知ってほしい場所です。
「ここにさえ来れば、もう大丈夫」そう思えるような、あたたかい支援があります。
取材/コトリギ
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